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引用:ウィキペディア


舞台
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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舞台(ぶたい)とは、演劇やダンス、伝統芸能や演芸など、舞台芸術の表現者が作品を演じる
ための、一定の空間。転じて、舞台芸術に属する作品のジャンルを指し「舞台」と呼ぶことも
ある。また、演壇などの、舞台に類似する機能をもった一定の空間や機構を指し、舞台と呼ぶ
ことがある。

ここから派生して、特定の人物や集団が盛んに活動を展開する場を指し、抽象的な意味におい
て、舞台と呼ぶこともある。

機構としての舞台や、舞台の様々な様式については、劇場を参照。


[編集] 舞台の起源と古代の舞台
人類史のどの段階で初めて舞台が現れたかは、はっきりとは分かっていない。西洋の場合、記
録に残る最も古い舞台は、古代ギリシャ演劇の野外劇場である。これはすり鉢型の地形を利用
した巨大構造物で、舞台は底の部分につくられた。観客は見下ろすような位置から舞台全体を
見ることができた。この様式は古代ローマにも引き継がれ、その様式を踏襲した楕円形の劇場
建造物なども生み出された。その代表的なものにはコロッセウムなどがある。

日本においては、舞楽のための舞台が、一定の様式を持った舞台としては最古のものである。
舞楽は雅楽の伴奏で舞う舞踊、舞踊音楽で、奈良時代に中国大陸や朝鮮半島、ヴェトナムなど
から渡来、また平安時代には日本でも作られたもので、貴族の嗜み、娯楽、舞踊芸術として、
また伝承が断絶してしまった伎楽と共に仏教の法会などで演じられた。舞楽の舞台は約4.5間
四方の欄干(高欄、こうらん)が付いたもので、南北両側に演者が上り下りするための階段が
設けられている。舞楽が演じられる際には、その中にさらに3間四方の敷舞台が置かれた。

舞楽以前にも様式を持った舞台が存在した可能性も否めない。少なくとも、岩などの自然の地
形を利用した舞台と、そこで演じられる民俗芸能的なものは、確実に存在したと思われる。

史実ではないが、古事記や日本書紀などで語られる日本神話には、天岩戸のエピソードのなか
に、舞台らしきものの記述が見られる。天岩戸に籠もったアマテラスを引き出すために、アメ
ノウズメノミコトは半裸になりながら、伏せた器の上で踊った。この時の伏せた器は、踏み叩
くことによって音を出す打楽器であると共に、舞台としての役割を果たしている。



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